ザッピング(Zapping)とは
テレビ視聴において、リモコンでチャンネルを頻繁に切り替えながら視聴する行為のことである。
元来の意味は、
1. 背嚢(Zap)を背負って気ままに山や森をぶらぶら歩くこと。産業革命後のヨーロッパでは、工業化した都市生活は不自然と考えられ、休日は自然と一体化し、リフレッシュしようとした。ここから転じて、チャンネルを替えながら、あちこちの番組を視聴する行為を指すようになった。
2. チャンネルを替えるとき、放送していないチャンネルでは「ザー」という音がする。頻繁にチャンネルを替えると、「ザッ、ザッ」と音がするので、ここからザッピングという言葉ができたとも言われている。
ザッピングが発展した視聴行動にフリッピング(Flipping)がある。これは、ザッピングしながら2つのチャンネルの番組を並行視聴する行動である。
転じて、コンピュータゲームでは複数のキャラクターを切り替えながら行動するシステムのことを言う。
ウィキペディア(Wikipedia)より
水の検出目指しきょう月面激突
地上と衛星で観測-NASA探査機
10月9日6時54分配信 時事通信
【ワシントン時事】月に水が存在するかどうかを確認するため、米航空宇宙局(NASA)の無人探査機が米東部時間9日午前7時30分(日本時間同日午後8時30分)ごろ、月の南極付近に激突する。衝撃で舞い上がる大量のちりから水蒸気の検出を目指す。
NASAは6月に2機の無人月探査機を打ち上げた。1機は周回探査機「ルナ・リコネサンス・オービター」(LRO)で、もう1機が体当たりする「エルクロス」(LCROSS)。現在、エルクロスはロケットの部分とともに月を周回している。
激突する目標は、日光が当たらない永久影の領域にあり、水や氷が存在する可能性が高い月南極付近のクレーター「カベウス」。最初にロケット部分(約2トン)が切り離され、秒速2.5キロの猛スピードで衝突。その様子をエルクロス本体がカメラや分光計などで観測し、地球に送信した後、続いて突入する。
舞い上がるちりの量は計500トンで、その高さは月の上空1万メートルに到達する。地球の約20カ所の天文台や人工衛星、ハッブル宇宙望遠鏡などでも観測し、データを集める。