今季のラニーニャ「過去100年で最強」
読売新聞 1月29日(土)10時4分配信
世界気象機関(WMO)は、各国に異常気象をもたらしている今季のラニーニャ現象が観測史上で最大規模とみられると発表した。
5月初めまで続く可能性があるという。
ラニーニャは太平洋赤道域の海水温が下がる現象。温かい海水が太平洋の西側に寄せられ、インドネシア近海で上昇気流の勢いが増す。その影響でオーストラリアや東南アジアが豪雨に見舞われた。日本では昨夏の記録的な猛暑や厳冬の一因となっている。今季は海水温の低い海域が広範囲にわたり、太平洋の東と西で上空の気圧差が例年より大きいことなどから、WMOは「過去100年で最強のラニーニャの一つ」としている。
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