みどりのカーテン日本一へゴーヤの栽培講習会
最終更新:5月16日(月)15時27分 両丹日日新聞
ゴーヤで「みどりのカーテン」を作る取り組みを普及しようと、福知山環境会議(事務局・福知山市環境パーク内)は14日、市民会館でゴーヤ苗の植え付け講習会を開き、受講した市民約130人がしっかりと育てるコツを学んだ。
みどりのカーテンは、つる性の植物を窓際に植えてカーテン状に育てるもの。太陽の日差しをさえぎり、蒸散作用で涼しい空気を生み出し、窓際の室温が下がることでエアコンを控えることにつながり、夏場の節電にも有効だという。環境会議はみどりのカーテン実施率日本一をめざしている。
講師は広報プロジェクトリーダーの谷口真奈見さん。まず、軟らかい土作りが成功のコツだと紹介し「プランター1個に対し苗1本を植える」「プランターは直接アスファルトの上に置かないで、ブロックなどの上に載せる」「背丈が1メートルに成長したら親つるを手で摘み取る」ことなどを説明した。
受講者は座ったままできるゴーヤダンスを習ったあと、植え付けの実演作業を見た。
受講した女性(55)は「昨年植えたがうまくいかず、東日本大震災があったので節電にもなるようにと思い受講しました」と話し、もらった3本の苗を持ち帰った。
昨年は市内の学校や企業などに4335本の苗を配布し、今年は6000本を配布する予定にしている。
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