坂本龍一氏主宰団体、被災地支援に1億2700万円寄付
産経新聞 5月11日(金)20時39分配信
音楽家の坂本龍一さんが主宰する森林保全団体「モア・トゥリーズ」は11日、東日本大震災の被災地支援プロジェクト「LIFE311」などで集めた寄付金1億2723万9769円を岩手県住田町に寄付した。
陸前高田市に隣接する住田町は、震災後すぐに地場産材で木造仮設住宅約100棟を建設して被災者を受け入れ、その建設費をモア・トゥリーズが支援することを表明していた。
同日、モア・トゥリーズの水谷伸吉事務局長が住田町役場を訪問、多田欣一町長に目録を手渡した。
木造仮設住宅の建設費は、1戸建て(29・8平方メートル、トイレ・風呂付きの2DK)で約300万円。合計約3億円をモア・トゥリーズが支援するため、「LIFE311」の募金サイト(http://life311.more-trees.org/)や、サイバーエージェントのソーシャルゲーム「ピグライフ」とコラボレーションしたチャリティー企画などで寄付を募ってきた。
多田町長は、「お金だけではなく、森林保全や林業の発展に向けた支援までして頂き、大変ありがたいです。これからも、一緒に取り組んでいきたいです」と感謝の言葉を述べた。
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