「山焼き」春到来告げる 伊東・大室山
@S[アットエス] by 静岡新聞 2月28日(日)16時56分配信
伊東市の大室山で28日、伊豆高原の風物詩「大室山の山焼き」が行われた。大勢の市民や観光客が訪れ、春の到来を告げる光景を楽しんだ。
正午を知らせる花火が上がると、たいまつを手にした観光客らが麓から一斉に点火。炎はパチパチという音を立てながら標高581メートルの山頂を目指して燃え広がり、大量の煙が立ち上った。20分ほどで黄土色だった山は黒色に変身した。
4月下旬ごろに新芽が伸び始め、山肌は若草色に染まっていく。
山焼きは、肥料に使うカヤの育成を促すために約700年前に始まった伝統行事。背の高い草木が育たなくなるため、おわんを伏せたような美しい山の輪郭が保たれている。
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