水の検出目指しきょう月面激突
地上と衛星で観測-NASA探査機
10月9日6時54分配信 時事通信
【ワシントン時事】月に水が存在するかどうかを確認するため、米航空宇宙局(NASA)の無人探査機が米東部時間9日午前7時30分(日本時間同日午後8時30分)ごろ、月の南極付近に激突する。衝撃で舞い上がる大量のちりから水蒸気の検出を目指す。
NASAは6月に2機の無人月探査機を打ち上げた。1機は周回探査機「ルナ・リコネサンス・オービター」(LRO)で、もう1機が体当たりする「エルクロス」(LCROSS)。現在、エルクロスはロケットの部分とともに月を周回している。
激突する目標は、日光が当たらない永久影の領域にあり、水や氷が存在する可能性が高い月南極付近のクレーター「カベウス」。最初にロケット部分(約2トン)が切り離され、秒速2.5キロの猛スピードで衝突。その様子をエルクロス本体がカメラや分光計などで観測し、地球に送信した後、続いて突入する。
舞い上がるちりの量は計500トンで、その高さは月の上空1万メートルに到達する。地球の約20カ所の天文台や人工衛星、ハッブル宇宙望遠鏡などでも観測し、データを集める。
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月面衝突のニュース私も見ましたが、水の無いと言われ続けていた月に水の存在の是非を調べる実験、NASAのホームページからでも実験が見る事が出来るらしいので興味深いですね。
オバマ大統領のノーベル平和賞受賞はちょっと時期早々かな、と個人的には思っています。